Mavericks で U.S.を入力ソースから削除する

Mavericks にしたら入力ソースから U.S. を削除する方法が分かり辛いというお話。ことえり を使っている場合は普通に削除できると思う。かわせみ など他社製のものを使っている場合このケースに該当することがあるかもしれない。

注意:使用している かわせみ は Mavericks 正式対応前のバージョン 1.1.5 です。

OS のアップデートを済ませるとこうなっていた。

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U.S. は不要なのでキーボード環境設定を開いて消そうとした。しかし U.S. を選択すると削除ボタンが使用不可になってしまう。

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どうやら英語の入力ソースは必ず1個登録していないといけないようだ。そのためか英語の入力ソースが2個だけ登録されている場合片方が削除できなくなる。どちらが削除不可能になるかと言うとリストの並びで上の方。じゃあ残したいものを上に、いらないものを下になるように選べばいいではないか、ということになる。しかし かわせみ の英字よりも下に配置される英語入力ソースが存在しないのだ。
「手持ちのの英語入力ソースのうち最後尾ものを単独で英語入力ソースとして指定することはできない」ということだ。これは限りなくバグに近い仕様だ。

この仕様がちょっと意味が分からなくて片方消して残り1個だけになった時点で削除不可能にすればいいし、複数選択して削除するときは他に残ってないかチェックすればいいのに。

解決方法

日本語ソースから ことえり を追加する。ことえり は各種入力モードを内包しているので英語入力モードも追加した扱いになる。右側のビューで個別にオンオフできる。これで英語を扱えるソースが3個になったので好きなものを削除できる。U.S. を消してしまおう。

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そうすると英語ソースは残り2個になり、上記ルールに従っているのかは不明だが、結果的には上に配置されている ことえり の英語入力のチェックを外せなくなる。それでは消せないソースが ことえり に変わっただけだが、なぜか左リストの ことえり 自体は削除できるので かわせみ のひらがなと英字だけを残すことができた。

ちなみにここで ことえり を残して英語入力を ことえり だけにすると ことえり は削除できなくなる。
UI が変わって手順の再現がちょっと面倒になっただけで、仕様そのものは 10.8 以前と変わってない気がする。